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【転職回数】転職回数は何回まで許されるのか?人事が解説!

転職を繰り返していくと、転職回数が気になるものです。転職回数を気にして、本当は次の職場にステップアップしたいのにためらってしまうこともあります。また、転職回数や在籍年収が転職回数が多いと、つい職務経歴書に本当の転職回数を書くことをためらってしまう瞬間もあるでしょう。そこで、現役人事担当の目線から、転職回数が多くても採用面接に合格する方法について紹介します。

転職回数に対する企業のホンネ

結論から言うと、転職回数は転職ができる・できないには関係ありません。実際に私の周りには転職回数が10回の方もいます。また、普段人事の仕事をしている立場から考えても転職回数はそんなに気になるポイントではありません。

では、企業は本当は何を気にしているのでしょうか?実は転職回数よりも、企業側が気にするポイントがあります。

企業側が気にするのは転職回数よりも在籍期間と転職理由

転職回数が多いと、必然的に1社の在籍期間が短くなります。例えば、大学卒業後23歳で就職し、30歳までに5回転職したとすると1社あたりの在籍期間は1年半という計算になります。転職回数が多くても在籍1年以上で納得性のある転職理由であれば問題ありません。納得性のある理由とは、結婚などのライフイベントや労働条件の改善などです。ただし在籍1年未満の転職が続く場合は、書類選考で落とす場合が多くなります。入社してもすぐ辞める可能性が高いと判断するからです。また、在籍期間の短い転職は本人にも何かしらの問題があったと判断されがちです。このように、企業側が気にするのは転職回数よりも在籍期間と転職理由なのです。

大手企業が気にするのは転職回数よりも在籍企業の知名度

大手企業への転職の場合、前職までの経歴が大手有名企業であれば転職回数は問題になりません。例えば、GoogleからFacebookに転職後、Appleに転職してNetflixに入社したという経歴であれば書類上「この人すごい!」という経歴になります。人事担当者としては、興味本位で「1回会ってみようかな」という気持ちになるのがホンネです。転職回数が多くても、前職までの在籍企業が有名大手上場企業やその時代の最先端企業であれば問題ありません。

転職回数を気にするかどうかは企業次第

世の中には、転職回数を気にする企業と気にしない企業があります。新卒一括採用主義の強い大手企業は転職回数を気にする傾向が強いといえます。なぜなら、ほとんどの場合、人事担当者に転職経験がないからです。転職をしたことがない人事担当者が採用担当をしている場合、なんとなく「転職回数が多いとダメ」と思っている場合が多いでしょう。私のように転職経験のある人間が人事担当者をしていると、転職回数の多さはそこまで気にすることはありません。転職回数が気になる方は、転職先の企業が新卒一括の傾向が強い企業かどうか見極めましょう。

転職回数が多くてもスキルアップしていれば問題なし!

転職回数が完全に問題にならないケースがあります。それは、転職を通じてスキルアップを実現している場合です。
では、転職におけるスキルアップとは何なのでしょうか?スキルアップには2種類の道があると考えられます。それは、私のような人事のプロなどの「職種のプロ」と特定の業界でスキルアップをしている「業界のプロ」です。

職種のプロであれば、転職とともに経験領域が広がっていることが理想です。例えば私の場合、企業理念の推進・組織開発を軸にしながら人材開発や人事企画に経験を広げています。いわゆる「T字型」のキャリアです。T字型は一つの専門的な知識や経験を軸にしながら関連領域にもある程度精通していることを指します。私が専門性を持つ人事業務は採用~育成~労務まで業務範囲が幅広い一方で人事部全体で仕事をする機会もあるため、何かを軸にしながらすべての業務に対応できる姿が理想的と言えるでしょう。

業界のプロであれば、転職の度にポジションが上がっていることが理想的でしょう。一般社員から主任、主任からマネジャーのようにポジションアップに成功していると、業界で着実にキャリアを積み重ねてきたと判断されやすくなります。また、同じ業界であれば関連するバリューチェーンを軸に転職する方法もあります。営業からマーケティングへの職種転換を図る場合や開発から生産技術へ転換する場合などです。

このように着実に経験を積み重ねていれば、転職回数が多くても問題になることはありません。むしろ専門性のある人材だと評価されることも多くなるでしょう。

まとめ:あなたには転職回数以上の魅力があるか?

私の友人・知人には、大手有名企業を渡り歩いている方が多くいらっしゃいます。彼らは待っていても勝手に企業から転職のオファーが来るそうです。彼らは常に自分で職場を「選べる」ことに誇りをもっています。

彼らは常に自分の「ブランド」を考えています。自分は何ができる人で、どんなことに強みをもっているのかを常に把握しています。そして自分の強みを企業に伝える方法も知っています。だからこそ転職回数が10回以上になってもオファーが絶えないのです。企業からすると、彼らは転職回数を考慮しても「欲しい」人材なんですよね。

あなたには転職回数以上の魅力がありますか?
経歴にストーリーが見えてくるのが良い転職と言えるでしょう。
もし、いまあなたが転職回数に悩んでいても関係ありません。今までの転職に何らかのストーリーを見出し、「自分が何者なのか」を説明できれば必ず良い転職先に巡りあえます。大切なのは軸を持つことです。あくまでも転職は手段でしかありません。自分が何をしたいのか、何を成し遂げたいのか、徹底的に考え見出すことができればあなたは必ず成功するでしょう。

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