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転職で夢を叶える志望動機の伝え方

人生 生きがい 転職

この記事にたどり着いたあなたは、転職を成功させ望み通りの人生を手に入れたいとお考えではないでしょうか。

人生の大きな決断である転職。
どんな志望動機であれば希望する企業に入れるのか、誰もが悩むものです。

この記事では、あなたが夢を叶えるためにどのように志望動機を整理して伝えればよいかを解説します。

あなたがよりよい人生を実現するヒントになれば嬉しいです。

転職の志望動機は、ロジカルシンキングで9割解決する

私は人事担当者として、面接を行う機会や履歴書を目にする機会が多くあります。
また転職を希望する友人たちから、よく転職に関する相談を受けます。

そこで職務経歴書や面接の志望動機を見聞きすると、非常に残念だなと思うことがあります。

志望動機は論理パターンで伝える

それは志望動機や経歴の説明がロジカルでないことです。

逆に言えば、ロジカルシンキングのフレームワークを使うだけで志望動機をうまく伝えることができます。

ロジカルシンキングといっても難しいことではありません。
基本的なフレームを使うだけで、簡単にロジカルな志望動機になります。

ロジカルシンキングの基本フレーム

A、空・雨・傘型:事実⇒論拠⇒主張の流れで構成される論理パターン
B、並列型:3つの論拠を並列に並べて主張する論理パターン

まず前提として、志望動機は結論から伝えましょう。

その上で 上記いずれかの論理パターンで根拠を述べるとよいです。

Aの空・雨・傘型は、ロジカルシンキングを一度でも勉強したことのある方ならご存知でしょう。

まず事実を述べ、事実から見えるリスクやチャンスを提示して、最後に伝えたいことを主張します。

A、空・雨・傘型の例
結論:私はワークライフバランスの取れた職場で働きたい
①事実:私はいま100時間以上の残業する職場で働いている
②論拠:毎月100時間働くことは、健康を害する可能性が高い
③主張:残業時間の少ない職場であれば、健康に働けるはずだ

何か特定の問題を解決したいことを伝えるのに適したフレームです。

もう一つのフレームが並列型です。
並列型は結論を支持する3つの論拠を述べます。

B、並列型の例
結論:私はワークライフバランスの取れた職場で働きたい
①論拠1:私は現在の職場で100時間以上残業している
②論拠2:体力的にも限界が近い
③論拠3:家族との時間が取れず、家族と疎遠になっている

並列型は説得力のある主張を簡単に伝えることができます。

残念ながら多くの方が志望動機で自分の実績や、入社したらやりたいことだけを列挙しています。

一番大切なのは「なぜこの会社に入りたいのか」というストーリーです。

しかし、多くの方の志望動機からは、この「なぜ」という部分が見えません。
採用する側としては、「なぜその考えに至ったのか」を知りたいと考えています。

なぜなら、あなたの主張の背景にはあなたの価値観や経験があるからです。
背景を知ることができれば、本当にあなたが入社後も活躍できるかヒントを得ることができます。

ロジカルシンキングのフレームを活用して あなたの主張だけでなく、あなたの考え方も伝えるようにしましょう。

これで志望動機の伝え方は、9割うまくいきます。

一番大切なのは情熱

では、残りの1割はなんでしょうか。

それは情熱です。

実は、本当にこの会社に入りたいという情熱があれば、志望動機としては充分すぎるほどです。

元も子もない話ですが、本当に入社したい会社があって、その会社に何としてでもという情熱があれば必ず入れます。

もし仮に今回の面接や書類選考でNGだったとしても、本当にその会社に転職しないなら諦めないことです。

人事担当者も人間ですので、「この人は本当にうちの会社に入社したいんだな」という気持ちに心を打たれることはあります。

実際に私は3回ほど今の勤め先に応募して、3度目の正直で入社できました。

あなたは志望している会社に本当に入りたいのでしょうか。
もし本気でその会社に入ることを実現したいのなら、今回がもしダメでも諦めないでください。

余談ですが、ハリーポッターシリーズの作者であるJ・K・ローリングは、ハリーポッターの原稿を初めて出版社に持ち込んだ際、10社以上に断られたそうです。

それでも彼女は自分の作品を信じて、出版社を訪問し続けました。
そして最終的に出版してもらえる出版社を見つけ、いまではハリーポッターは人気作品になりました。

私たちはJ・K・ローリングではありませんが、それでも1度や2度の失敗で諦めてはいけません。
失敗から何を学ぶのか、が一番重要です。

諦めなければ必ず夢がかなう瞬間が訪れます。

ダメな職務経歴書の例

私はよく友人たちから転職相談を受けることがありますが、職務経歴書自体がダメな場合があります。

そこで人事担当者の視点から、よくあるダメな職務経歴書の例をご紹介します。

実績列挙型

一番多いダメな職務経歴書のパターンが「実績列挙型」です。
前職までの実績をこれでもかとばかりに列挙しています。

職務経歴書は実績を自慢するツールではありません。
あくまでも、あなたを売り込むためのパンフレットだと思ってください。

例えばあなたは、自分の自慢ばかりをする人を好きになれるでしょうか。
きっと自慢を聞いているうちに「で、何がいいたいの?」という気持ちになるのではないでしょうか。

実績を列挙するのではなく、「転職先にとってあなたはどんな価値をもたらすのか」という視点で経験を整理してみてください。

転職では実績の再現性が最も重視されます。
環境が変わっても、あなたは同じパフォーマンスを出すことができるのか。
あなたは、自社の社風や価値観にマッチした人物なのか。

人事担当者は、そういった視点であなたのことを見ています。

まずは転職先の会社が求めていることを知りましょう。
求める人材の要件が求人票に記されていることもありますし、転職エージェントに聞いてみるのもよいでしょう。

要件にあなたは合致しているのか、合致していないならあなたを採用することにどんな価値があるのか、よく考えて自分の経験を整理しましょう。

器用貧乏型

次に多いのが「器用貧乏型」です。
器用貧乏型は、幅広い経験を持っている一方で「コレ!」といった専門性がないパターンです。

なんでもできるみたいだけど、結局あなたは何ができる人なの?
と思ってしまいます。

特に大手企業出身の方に多い傾向があります。
大手企業はジェネラリストを育てる傾向があるので仕方がないことです。

しかし、転職市場ではジェネラリストよりもスペシャリストが求められていることを認識しましょう。

中途採用は特定のポジションが不足する際に募集が行われます。
営業職の人が足りなくなれば営業職の人を、技術者が足りなければ技術者を採用します。

中途採用者は新卒のようにゼロから育てたいのではなく、人員不足を解消するためにすぐに活躍してほしいと企業は思っています。

もしあなたがこれまでジェネラリストのキャリアで「コレ」といった専門性がなくても、あなたは何の分野の人なのかだけでも言えるようにしましょう。

もし特定の分野がなければ「掛け合わせ」で専門性を高める方法もあります。

例えば、営業とITエンジニアと事務をされてきた方であれば、それぞれの領域を掛け合わせた常駐型のエンジニア派遣サービスで需要があるかもしれません。

転職する前に、まず「自分は世の中にとってどんな価値があるのか」を考えてみましょう。
もしあなたご自身で整理することが難しいようであれば、転職エージェントやキャリアコンサルタントに相談してみるのもよいと思います。

資格強調型

もう一つ残念なパターンが「資格強調型」です
数は少ないですが、資格が列挙されている職務経歴書のことです。

すごい資格をたくさん持っているのは素晴らしいことです。
しかし資格を持っていることと、活躍できる人かどうかは別の話です。

資格と経歴が合致していることが最も大切です。

例えば、公認会計士の資格を持っていても会計の実務経験が少なければ会計の仕事ができる人と思われません。

どんなに素晴らしい資格を持っていても、経験や実績、人間性が伴わなければ宝の持ち腐れです。

素晴らしい資格を持っている方こそ、謙虚になって経験を積み重ねることに集中しましょう。

転職では企業のニーズに合致する人材が採用される

いずれのパターンも「要件に合致した書き方」をしていない、という点で共通しています。

企業はあくまでもあなたが「求める人材」なのかどうかをチェックしています。
単にあなたの主張ばかりを伝えるのは間違いです。

「なぜ人材を募集しているのか」という視点から、あなたが企業側の課題を解決する手段となり得ることをしっかりと伝えましょう。

転職では企業のニーズを満たす人材だけが採用されるということを忘れないようにしましょう。

人事は応募書類のここを見ている

人事担当者は応募書類のどこを見ているかご存知でしょうか?

私が履歴書や職務経歴書を手にしたら、まず、日本語がきちんと書けているかをチェックします。

意外にもきちんとした日本語を書けている人は多くありません。

「て」「に」「を」「は」や句読点の使い方など、基本的な日本語力が備わっていることはとても重要です。

特に営業職などお客様と接する職種を希望される方であれば念入りにチェックします。

また、その上で日本語の意味を考えて書いているかをチェックします。

特に文系職種であれば、日本語の書き方を見れば、その方の仕事のパフォーマンスがほぼわかります。
なぜなら、日本人は日本語で考えているからです。

一度、社内で日本語能力に関する実験をしたことがあります。

日本語読解力を測る「リーディング・スキルテスト(RST)」をハイパフォーマーとローパフォーマーの方に受検してもらいました。
すると、ハイパフォーマーは日本語能力が高い傾向がありました。

丁寧で論理的で正しい日本語が書けていれば、あとは内容は参考程度にチェックします。
応募要件に合致しているかだけを確認し、細かい部分は面接で聞くようにします。

なぜなら、書類はたいてい実際の印象よりも良く書かれていることが多いからです。

応募書類は参考書類だと考え、面接で最大のパフォーマンスを出せるように準備しましょう。

夢を叶える志望動機の整理方法

ところであなたは、転職で何を実現したいのでしょうか。

年収アップ、キャリアアップ、人間関係の改善など様々な理由があるでしょう。

しかし、転職はあくまでも何かを成し遂げる手段でしかありません。

あなたの夢や本当にやりたいことは何ですか?
少しここで立ち止まって考えてみましょう。

本当に夢を叶えるには?

多くの人が「何をするべきか」を中心に日々を過ごしています。

とにかく毎日、仕事をしているけど気分的に幸せではない。
あなたもそんな体験をしたことはないでしょうか。

また、夢を叶えたけれど何か物足りない。
そんな経験をされたことはないでしょうか。

本当に夢を叶え幸せな人生を送るには、「何をすべきか」よりも「どうあるべきか」が重要です。

人は無意識に「どうありたいか」を考えています。

穏やかに過ごしたい、幸せでいたい、豊かでいたい、誰かとつながっていたい。
心の奥底ではそんな風に考えているのです。

しかし、日々の人生の中では、つい「何をすべきか」ばかりを考えてしまいます。
どんな仕事をすべきか、どこに転職すべきか、どうやって生きるべきか・・・。

そして「すべき」ことばかりを考えるうちに、徐々に本来自分が実現したかった「あるべき状態」を忘れてしまうのです。

あなたがもし今、やりたいことがあるなら、なぜそれをやりたいのか考えてみましょう。

もし、やりたいことに対して「なぜやりたいのか」、理由がみつからないとしたら本当はやりたいことではないのかもしれません。

もちろん本能的にやりたいということもあるでしょう。
その時は強い衝動があるはずです。
もしやらなかったら絶対後悔してしまう、人生が脅かされてしまうかもしれない。
本当にやりたいことには、そんな強い衝動が伴うものです。

ぜひ、あなたがこれからの人生で本当は「どうありたいのか」を自分に問いかけてみてください。

「どうありたいのか」を考えると、今やろうとしていることが本当はやりたくないことに気づくかもしれません。

それでも自分に問いかけてみてください。
そこからあなたが本当に夢を叶える方法が見つかるはずです。

「生きがい」こそが幸せな人生を歩む秘訣

少し前にTwitterで話題になった「生きがいの図」というものがあります。

出典: https://www.jimpei.net/entry/ikigai

生きがいの図は、生きがいを見つける方法を示しています。

「生きがい」という言葉は日本語特有の概念で、素晴らしい人生を歩むための日本人の考え方として海外で紹介され話題になりました。
現在では「ikigai」という英単語にもなっています。

充実した人生を送るには、生きがいの図が示すように4つの領域を満たすことを見つけるべきです。

4つの領域とは、好きなこと、世界が求めること、お金になること、得意なことです。

例えば、好きなことを仕事にできるのは幸せでしょう。
しかしお金が伴わなければ長続きしません。

また得意でお金になるけれど、好きではないことであれば、どこか物足りない気持ちを感じるはずです。

さらにお金になって、好きで、得意だけれど社会にとって有害なことをしているとすれば、段々と自分のしている仕事に疑問が湧いてくるようになるでしょう。

あなたが好きで、世界が求めていて、お金になって、あなたが得意なこと。
そんな仕事を一生の仕事にしてみましょう。

もう一度、志望動機を整理してみる

生きがいの図をもとに、もう一度志望動機を整理してみましょう。

まずあなたの好きなこと、得意なことは何でしょうか?
ノートに思いつく限り書き出してみましょう。

次に、これからの社会や転職先の企業が求めていることは何でしょうか?
それもノートに思いつく限り書き出してみましょう。
転職したい仕事や職場の求人票やエージェントからのアドバイスも参考にしてみてもよいでしょう。

最後にあなたの得意なこと、好きなことリストと、社会や企業が求めていることのリストを見比べてみます。

そして、両方がマッチする部分を探します。

さらにマッチした部分からお金になることをリストアップします。
これで、あなたが「生きがい」をもって働けることが導きだされるはずです。

あとは好きなこと、得意なことの裏付けに、なぜそれらを好きになったのか、得意になったのか、ストーリーを書き出します。
また、社会や企業が求めていることも文章化します。
社会や企業が求めている課題に対して、自分は好きで得意なことで役立っていきたいというストーリーが完成します。

ここまで志望動機を整理してみて、もし採用されなかったら、その仕事はあなたに合わない仕事であることが高いでしょう。

また、好きなことや得意なことと、転職先の仕事がマッチしなければ、他の転職先を選ぶほうがいいかもしれません。

「生きがいの図」をもとに自分の人生と向き合い、あなたの本当の夢を叶えましょう。

何かご相談があれば、よろしければコメント欄までお願いします!

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